
毎日のコーヒー習慣で健康寿命が伸びる?
こんにちは!
カラダの治療家 みかみ ひさしです!
今回はコーヒーと健康寿命についてのお話ししていきます。
最近は、コロナもあり自宅でリモートワークをする人が増え家でコーヒーを飲む機会が増えた、という人も多いのではないでしょうか。
このコーヒーですが、古くからリラックス効果をもたらす事や集中力を上げる効果があるなどとして様々な健康効果についての論文が発表されています。
その中でも特に最近注目すべき効果は、コーヒーを飲むことで健康寿命が伸びるといわれています。
では詳しく見ていきます。
健康寿命に関わる「ニコチン酸」
コーヒーには、「ニコチン酸」といわれるビタミンB3のひとつである成分が含まれています。
このニコチン酸は、きのこや椎茸などに含まれている成分として知られていますが、実はコーヒーにも唯一含まれているビタミンです。
ちなみにこのニコチン酸は、タバコなどでよく聞くあのニコチンとは全くの別物です。
では、このニコチン酸が健康寿命とどう関係あるのか詳しく見ていきます。
ニコチン酸はNDAに変化する
ニコチン酸が健康寿命と関わっているのは、「NDA」という物質が関係しています。
NADとは細胞内のミトコンドリアの中にある補酵素のことです。
ミトコンドリアの働きは、私たちが生きていく中で最も大事な「エネルギー」を生成しています。
人間のエネルギーはミトコンドリアの中で様々な栄養素を分解することでそのエネルギーを得ています。
そして、この分解するための代謝酵素はNADと結合することによって活性化されます。
つまり、コーヒーを摂取することでミトコンドリアの働きを活性化させ、美肌効果や善玉コレステロールを増やすなどといった健康寿命が伸びるということです。
NADは加齢とともに減少し、これが老化関連よる病気の原因の一つになっています。
NADが不足すると、ミトコンドリアの働きが活性化されず体の中でエネルギーが生み出せなくなり、その結果筋肉が削られ、サルコペニアや生活習慣病になる可能性が高くなります。
1日の3〜4杯のコーヒーを飲む
ニコチン酸は体内でNADに変化します。
では、コーヒーを1日にどれくらい飲んだらNADが生成されるのか。
ニコチン酸は、コーヒー豆10gの中でに3〜5ミリグラム含まれているのでこれを1日に3〜4杯飲めばNAD不足にならない量のニコチン酸を摂取することができます。
コーヒーを飲む習慣を作り、NAD不足を防いでいきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました!