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変形性膝関節症は子供の時から予防できる?

こんにちは!

カラダの治療家 みかみ ひさしです!

今日は高齢者に多い、変形性膝関節症(OA)が子供の頃に予防できるかについてお話ししていきます!

変形性膝関節症とは

変形性膝関節症とは、体重や加齢などの影響から膝の軟骨がすりへり、膝に強い痛みを生じるようになる病気です。女性に発生することが多く、加齢、肥満、外傷なども変形性膝関節症の発症に関与していると考えられています。
膝は体重負担が大きくかかる部位であり、変形性膝関節症の発症を防ぐためには体重を増やしすぎないようにコントロールすることが重要です。さらに、膝周囲の筋力をしっかりと保持することも、膝への負担を軽減させるためには有効だと考えられています。また、病状が進行すると歩行が困難になることもあります。そのような場合には、手術を検討することになります。

変形性膝関節症について変形性膝関節症とは、体重や加齢などの影響から膝の軟骨がすりへり、膝に強い痛みを生じるようになる病気です。女性に発生することmedicalnote.jp

このように膝の軟骨がすり減り、痛みが出ることをいいます。

特に減りやすいのは膝の内側です。

また、体重の負荷と言うのは意外と大きく、体重の約3倍もの負担がかかると言われています。

研究内容

・内側の変形性膝関節症(OA)で人工膝関節置換術(TKA)を施行した100症例を対象

・全例利き手は右

・平均年齢は74.8歳、

・左膝50例、右膝50例

・左右膝群ともに女性37名、男性13名

で関節面の様々な角度を調査しました。

【結果】左膝で内反が強くみられた

膝の内反と言うと、太ももの骨に対して、膝より下の骨が内側に入っている状態になります。

よく膝を痛めている高齢者にみられる姿勢です。

(膝の関節面の後傾もみられましたがここでは難しくなるので今回は触れません)

これは加齢によってなっていることも考えられますが、今回の研究では加齢と共に変化していく可能性は考えられにくいとのことでした。

スポーツで左足が軸足だったり、姿勢の悪さからきているものなど、様々な原因がありそうです。

ですが、これは子供の頃でも、今からでも予防できることです。

・重心を左に置く癖を直す(つっ立っている時に左足に体重をかけて立たない)

・スポーツでの踏み込み足が左なら右でも同じように踏み込む動作をバランスよく行う

などすれば予防になってきます。

ぜひ痛くなる前にお試しください!

論文

変形性膝関節症症例において,脛骨関節面の形状は左右で異なる
長 嶺 隆 二* 川 崎 展** 陳 維 嘉* 馬 源*** 勝 呂 徹****

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