健康

少しの工夫で食後の高血糖を抑制

こんにちは!

カラダの治療家 みかみ ひさしです!

今日は普通に食事をするだけなのに一工夫で食後の高血糖を抑制できる方法をお伝えしていきます!

高血糖になると何が良くないのか

血糖値が上昇すると糖尿病を発症しやすくなったり、食後に急上昇すると眠気の原因になったりします。

特に1日働いている方は昼食の血糖コントロールによって午後のパフォーマンスが変わってきます。

方法

「箸を利き手と反対の手で持ってご飯を食べる」

たったこれだけです!

これでどのくらい効果があったかというと、

朝食後の血糖の変化量は利き手の場合76mg/dL、非利き手の場合39mg/dLであり、非利き手で箸を持った場合の方が有意に小幅だった(P=0.002)。朝食後のCペプチドの変化量も、利き手の場合3.4ng/mL、非利き手の場合2.4ng/mLとなり、非利き手の場合の方が有意に少なかった(P=0.015)。

朝食後の血糖の変化量はなんと、約半分になりました。

 食事に要した時間は、非利き手で箸を持った場合に、朝食で5分(非利き手23分、利き手18分、以下同様)、昼食で6分(24分、18分)の有意な延長が認められた(P<0.01)。夕食では9分(27分、18分)と、より長い延長を認めた(P<0.001)。

食事時間は当たり前ですが少し長くなりました。

 1口あたりの咀嚼回数も、非利き手で箸を持った場合30回、利き手の場合22回であり、非利き手の場合の方が有意に増加した(P<0.001)。同様に食事中の総咀嚼回数も、非利き手の場合で有意に増加した(p<0.001)。

咀嚼回数は利き手でない方で食事した場合、多くなりました。

これによって血糖値をコントロールでき、糖尿病の発症リスクを軽減させることができます。

また、これはこの論文上には書いていませんが、炭水化物をコントロールするだけでもいい影響があります。

削りすぎは良くありませんが、適度な糖質コントロールは生活習慣病の予防や、太りにくい身体をつくることができます。

朝、昼は糖質少なめにすることで日中の集中力が保ちやすくなります。

ぜひお試しください!


論文

phttps://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t353/202006/566119.html

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