痛み,  

【データを基にした】腰痛発症に対する影響

こんにちは!

カラダの治療家 みかみ ひさしです!

今日もデータを基にお伝えしていきます!

今日は比較的多い腰痛についてお話ししていきます!

学生アスリートにとって腰痛は15%もの発症率があります。

その原因を紐解いていきます!




内容

今回の論文は大学のスポーツ選手を集めて行ったものですが、一般の方の腰痛を起こさない為の予防としても取り入れることができます。

全ての対象者に身体計測(身長,体重,体脂肪率),柔軟性測定(関節可動域測定,タイトネステスト),筋力測定(股関節外転,股関節伸展)を実施した.


これらの測定を行なってから1ヶ月後にアンケートを取り、その1ヶ月間で腰痛を発症しているか回答してもらいました。


腰痛を発症した要因【3つ】

可動域


・股関節回旋(内・外旋)の左右差


内旋・外旋という動きに左右差がみられました。

この動きは股関節を内・外に捻る動きになります。

股関節を捻れないとその動きを上にある腰椎という腰の骨で出そうとする為、痛めやすくなります。


筋肉の硬さ


・大腿直筋の硬さ

これは太ももの前の筋肉の硬さになります。

これが硬いことで骨盤が前に引っ張られます。

そこに左右差があることで骨盤に捻りが起こり、腰痛を発症しやすくなります。

筋力低下


・中殿筋の筋力低下

これは骨盤の横にあり、股関節を外に開く(外転)筋肉になります。

これが筋力低下すると骨盤が不安定になり、腰痛になりやすくなります。

また、腰痛を慢性化させる要因にもなってきます。



ぜひ参考にしてエクササイズなどを取り入れてみてください!

論文

股関節の柔軟性と殿筋筋力が大学スポーツ選手の腰痛発症に 及ぼす影響:前向き調査
武内 孝祐1) 中嶋 杏菜2) 小松 猛1) 佃 文子1)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です