
月経痛と性格は関係している?
2020年8月13日


こんにちは!
カラダの治療家 みかみ ひさしです!
今日は月経痛、月経随伴症状とその人の性格が関連しているのかという研究についてお話ししていきます!
まず、月経痛というのは女性特有のものなので私ももちろん経験したことはありません。
聞くところによると、生理の際に痛みが出る人もいる一方、全く出ない人もいるみたいです。
では身体の中で同じ現象が起きているにも関わらず、個人差があるというのはなぜでしょうか?
研究内容
月経のある女性250名を対象に、回答してもらいました。
基本情報の内容は、
- 年齢
- 身長
- 既往歴
- 原病歴
- 婦人科系疾患の有無、通院状況
- 初経年齢
- 月経周期
- 月経の持続日数
- 痛みの持続時間
- 月経量
- 月経痛の程度
- 服薬名、服薬錠数
を回答してもらいました。
また、その他に月経随伴症状を評価するためのMDQ↓

性格を測定するための検査である、新性格検査↓

この3つを調査しました。
【結果】性格と月経痛には関連がみられた
回答が得られたのは全部で166名でした。
特に性格との関連性が高かったのは、抑うつ傾向、神経症傾向でした。
月経痛も含めた頭痛、腹痛などの日常的な痛みの強いものは抑うつ傾向が強く、月経痛が強いものは神経症傾向、抑うつ傾向が強くみられました。
性格的な問題だから月経痛を軽減させるのは無理?
性格は生まれつき決まっているものではなく、後天的に決まっていくものです。
なので、改善していくことは可能です。
ですが、ネガティブな人が明日からいきなりポジティブになりなさいと言われてもそれはそれでストレスが溜まっていくと思います。
ですので、生活習慣を変えていくことで良い影響が起きる可能性があります。
【取り入れると良いもの】大豆製品の摂取・運動・鍼灸
月経痛の要因になりやすい抑うつ性の改善にはこの3種類を組み合わせることが効果的です。
大豆製品の摂取は抑うつの原因でもある、セロトニンの低下を防ぐ役割があります。
運動ではセロトニン生成を促す効果があり、これに鍼灸を組み合わせて痛みの原因となる交感神経を下げることによって痛みを起こしにくくなります。
生理痛がひどい方などはぜひ一度お試しください!
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