
【データを基にした】女性の生理痛緩和方法
こんにちは!
カラダの治療家 みかみ ひさしです!
今日は女性特有の生理痛の緩和方法についてお話ししていきます!
出来るだけ正確な情報をお伝えするために、文献でのデータをベースにしてお伝えしていきます!
生理痛の現状
女性の約80%が生理痛がみられ、そのうち約30%が服薬を必要としています。
生理痛でみられる症状は、下腹部痛、腰痛、腹部膨満感、吐気、頭痛、疲労感などがあります。
現段階で生理痛の緩和効果がある方法
・三陰交への円皮鍼貼用
・マンスリービクス
・気分転換
・食事や睡眠、排便習慣など規則的な生活習慣
・服薬、低容量ピル
は月経随伴症状の緩和に有効であることが分かっています。
三陰交とは

内くるぶしから指4本分上がった、スネの骨の内側のところにあります。
ここは生殖器系に関係のある経脈(ツボの通り道)が3つ交わっているところでもあります。
温めたり、指圧、パイオネックス(円皮鍼)(小さな鍼がついたシール)などを貼ると、生理痛が緩和されます。
しかも、比較的簡単で短期間で効果の出るものなのでおすすめです。
文献では円皮鍼を貼ったところ、約半数が生理痛が軽減しています。
マンスリービクスとは
マンスリービクスとは生理痛を緩和させる為の運動です。
詳しいやり方は「マンスリービクス」で検索してみてください!
ちなみに継続するのが難しい方がほとんどということも文献で書いてありますが、月経の1週間前から月経期間中に実施するだけでも月経痛を緩和出来る可能性が あることが分かっています。
食事療法
バナナや納豆、とうもろこしや鮭などの手軽に手に入るもので、ビタミンB6を積極的に取ることで緩和されやすくなります。
しかしこれは即効性のあるものでは無いので、長期的にみておく必要があります。
また、コーヒー、タバコなどを控えることで月経前症候群(PMS )を緩和することができます。
これらのことを意識して取りむだけで毎月の辛さが変わる可能性があります!
ぜひお試しください!
論文
月経痛に対する鍼治療の効果
円皮鍼を用いた検討
吉元 授, 田口 玲奈, 今井 賢治, 北小路 博司
月経随伴症状に対するセルフケアについての文献検討
中村美貴 小川久貴子 宮内清子
